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【京都】ヴェロニカ・ゲンシツカWeronika Gęsicka個展「What a Wonderful World」

100周年のイベントとプロジェクト, 音楽, ビジュアルアート


ヴェロニカ・ゲンシツカ『Vibe』(写真はJednostkaギャラリーと作家の厚意による) 

情報提供:アダム・ミツキェヴィチ・インスティトゥート

4月13日(土)~5月12日(日)
嶋臺(しまだい)ギャラリー
〒604-0844 京都府京都市中京区御池通東洞院西北角
http://shimadai-gallery.com/

10:00—18:00|休:火曜日(4/30を除く)
※ 中学生以下は無料
一般 ¥800
学生 ¥600(要学生証提示)

4月13日から5月12日まで日本屈指の写真祭KYOTOGRAPHIEにてポーランド人アーティストによる個展が開催される。ヴェロニカ・ゲンシツカWeronika Gęsickaが今回京都で展示するのは「Traces/痕跡」シリーズの作品と写真祭のために特別に作られた新作「Vibe」である。本展覧会は日本ポーランド国交樹立100周年記念事業の一環として開催される。

世界規模の写真祭であるKYOTOGRAPHIEは毎年春に開催。意外性のある様々な空間に展示されることで、観客は同時に京都の伝統と現代性を楽しむことができる。今年のテーマは「VIBE」。キュレーターたちは、私たちが直感的に感じ取っている現代の気分に強く結びついた一瞬の雰囲気や感情を捉えようとしている。誰かと会ったり、過去の出来事を思い出したり、あるいはどこかを訪れたり、懐かしいメロディを耳にしたりした時、感じる震え。「目に映らず、形を持たずとも、私たちの全身全霊にほとばしるもの。そしてもたらされる喜びも葛藤も絶望ですらも、私たちを新たな世界へと導くもの。そんな目に見えないものが繋がるときに生まれる共振や共鳴を伝えたい」と写真祭共同代表は語る。

ヴェロニカ・ゲンシツカは、インターネットや警察の記録資料、あるいはプレスの保存資料から見つけたアーカイヴ写真に、デジタル加工を施したものを基に作品を制作している。ゲンシツカによって編集されたイメージは、見慣れた日常の風景に超現実的な要素を持ち込み、見る者をその不思議な、しかし同時に馴染みの世界へと引き込む。プロジェクトでは記憶とそのメカニズムを扱うことが多い。ゲンシツカはヴウォツウァヴェクWłocławek出身、ワルシャワ美術大学およびワルシャワ写真アカデミーを卒業。ポーランド共和国文化・国家遺産省奨学金を受けた。KYOTOGRAPHIEでのゲンシツカの展示は、この写真祭初のポーランド人アーティストの個展となる。なおゲンシツカの選出は、2018年6月にアダム・ミツキェヴィチ・インスティテュートInstytut Adama Mickiewiczaが取りまとめた、写真祭代表ルシール・レイボーズLucille Reybozと仲西祐介によるポーランドでの滞在研究の成果である。

ポーランド人アーティストが日本の重要な写真祭で高い評価を受けるのは、アンナ・オルウォフスカAnna Orłowskaに次いで、ヴェロニカ・ゲンシツカが二人目となる。アンナ・オルウォフスカは2017年に東川町国際写真フェスティバルにおいて写真プロジェクト「不可視性 : ケーススタディ」で名誉ある第33回写真の町東川賞-海外作家賞を受賞している。

 

ヴェロニカ・ゲンシツカ『Vibe』(写真はJednostkaギャラリーと作家の厚意による) 

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