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ヤン・コヴァレフスキ中佐記念賞授与式 第二次世界大戦博物館(グダンスク市)にて

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2019年9月28日、第二次世界大戦博物館(グダンスク市)にて、ヤン・コヴァレフスキ中佐記念賞の授賞式が催されました。
賞設立の目的は、まず、ヤン・コヴァレフスキ中佐という偉人の記憶を新たにすることです。数学者・暗号学者・言語学者の彼は、ポーランド・ボルシェヴィキ戦争中、敵軍の電報の捕捉・解読に携わっていた暗号部局を指揮した将校として英雄的活動をしました。もう一つは、自らの巨大な知力・獲得した情報と能力を駆使して、「力より知を」の標語の精神で、公共のために活動を行う、国内外の偉人たちを顕彰することです。

ヤン・コヴァレフスキ中佐の名前を冠した栄誉賞は、2019年に、グダンスク工科大学と第二次世界大戦博物館(グダンスク市)によって設立されました。賞創設は第二次世界大戦勃発80周年の一環です。毎回の受賞者は、ポーランド人2名、外国人2名の計4名です。
本章は、学際的・国際的性格を持ちます。国内・国外の優れた個人を顕彰するべく、「ポーランドは世界のために」「世界はポーランドのために」の二つの部門で認定されます。
「世界はポーランドのために」部門の受賞者は、次の2名です。
極東における、カティンの森事件の銘記活動に対して、大阪国際平和センター(ピースおおさか)専門職員の駒井詩子博士。駒井博士は、日本で、特別展示された「カティンの森事件――22,000人のポーランド人将校の行方――」(2019年3月1日~5月12日)などの企画者でした。
同時に同部門で賞を授与されたのは、タリン大学名誉教授のライモ・プラット教授です。教授の研究領域において特別の場所を占めているのは、バルト沿岸諸国史研究の延長線上でのポーランド・エストニア関係史です。
「ポーランドは世界のために」部門受賞者は、グダンスク工科大学教授のリシャルト・カトゥルスキ技師・教授で、その学術研究は当初から、主に海上通信における無線技術の応用と関連したものでした。もう一人、天文学・宇宙研究とその隣接領域における広報・教育のために、ポーランドで最も活発に活動している若い世代から、マテウシュ・クラコフチクが選ばれました。

受賞者に記念品を手渡したのは、グダンスク工科大学総長クシシュトフ・ヴィルデ技師・教授、文化国家遺産省次官やロスワフ・セリン、賞名の謂れとなった人物の孫にあたるフゴ・コヴァレフスキ=フェレイラです。
式典に花を添えたのは、マリウシュ・ムルス教授指揮グダンスク工科大学合唱団の歌声でした。

すべての授与者のみなさま、心よりお祝い申し上げます!

第二次世界大戦博物館(グダンスク市)での授与式の様子は、以下をご覧ください――https://muzeum1939.pl/uroczystosc-wreczenia-nagrody-im-pplk-jana-kowalewskiego/aktualnosci/2750.html (ポーランド語)
第二次世界大戦博物館サイト(英語)――https://muzeum1939.pl/en

写真:M. Bujak

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