過去のイベント / 映画 / 演劇・ダンス / 音楽 / ビジュアルアート / 文学 / その他

ポーランド下院の決議―2015年を「ポーランド公立劇場を記念する年」に

過去のイベント, 演劇・ダンス


ポーランド下院の決議―2015年を「ポーランド公立劇場を記念する年」にポーランド下院は、2015年を「ポーランド公立劇場を記念する年」とする決議をした。2015年には、国立劇場(テアトル・ナロドヴィ)の創立250周年が祝われる。即ち、我が国に公立劇場が開設されて250年が経ったということである。

決議文には、1765年における国立劇場(テアトル・ナロドヴィ)創立が、一般市民の享受する文化に対する国家の庇護システムを確立するうえで、基本的な出来事の一つであったことが銘記された。「国立劇場誕生は、ポーランドが民主的な近代ヨーロッパの形成過程に加わることの、揺るぎない証明となった。スタニスワフ・アウグスト・ポニャトフスキ王によって創立された劇場を、今日直接継承するのは、ワルシャワの国立劇場(テアトル・ナロドヴィ)と大劇場(テアトル・ヴィェルキ)=国立歌劇場(オペラ・ナロドヴァ)であり、2015年にはこれらの劇場が、活動250周年を迎える」決議文では、両劇場に加えて、クラクフのヘレナ・モヂジェイェフスカ記念国立スタルィ劇場(ナロドヴィ・スタルィ・テアトル)、さらには国内各地にある公的資金の提供を受けている100以上の劇場のネットワークが、その継承者であることが強調された。

「ポーランドの公立劇場は、250年間にわたる活動を通して、芸術と社会に奉仕してきた――伝統との対話を試み、現実の状況を論評し、芸術発展の新しい道筋を示すことによってである」とも記されている。

下院議員団の意見では、さまざまな表現方法を用いてきたポーランド演劇の力と創造性のシンボル的存在の一つは、画家、版画家、劇作家、演出家であり、インスタレーション、ハプニング、舞台の作者であったタデウシュ・カントルである。「彼の芸術的業績はポーランド文化に極めて深く根ざし、全世界の受容者を魅惑し得る創作の一例である。2015年をポーランド劇場250周年として祝うにあたり、この年がまたタデウシュ・カントル生誕100周年であること、そして彼の業績について忘れることは許されない」――決議文はそのように述べている。

下院規則によると、特定の年をある事件または人物を記念する年に定めるには、特別な決議が求められる。下院文化メディア委員会は、下院に対して、毎年最大で3つの守護神(パトロン)を推薦できる。2015年には、ヨハネ・パウロ2世とヤン・ドゥウゴシュを推薦した。この度は、それに加えて、国立劇場(テアトル・ナロドヴィ)創立250周年を提案したのであった。

ニュースレター

ポーランド広報文化センターからのお知らせや、各種イベントの情報を電子メールにて配信いたします。
おおよそ1ヶ月に1回の発行を予定しております。ご登録はこちらから(無料)。