ヤヌシュ・モルゲンシュテルン

ヤヌシュ・モルゲンシュテルン

 

 

 

 

 

 

Janusz Morgenstern

 1922年11月16日、(現)ウクライナのテルノーピリ近郊に住むユダヤ人一家に生まれる。ウッチ映画大学を卒業後、アンジェイ・ワイダの『地下水 道』(57)と『灰とダイヤモンド』(58)、イエジー・カヴァレロヴィッチの『戦争の真の終り』(57)等で助監督を務める。1960年、長編第一作 『さよなら、また明日』を発表。以後、演劇界を舞台とした風刺喜劇『明日開幕』(62、未)、スターリン主義時代を考察した最初の映画の一本とされる『人 生をもう一度』(65)、1944年を舞台とする戦争ドラマ『やがて沈黙が訪れるだろう』(66)、心理劇『ヨヴィタ』(67、未)等を監督する。
 1967年から1968年にかけて、ポーランドのテレビシリーズ史上最大の人気を誇る作品の一つで、ドイツ人の制服を着たポーランド人スパイを主人公と するドラマ『命より高くつく賭け』の全18話中9挿話を監督。1970年にはワルシャワ蜂起を主題としたテレビシリーズ『コルンプ世代』を監督。この作品 は批評家に高く評価された。さらに1976年には、ナチス占領期におけるさまざまなポーランド人の姿を描いたテレビシリーズ『ポーランドの道』を監督。第 二次大戦をそれぞれ異なる視点から描いたこの三つの作品は、ポーランドにおけるテレビ映画の規範的作品とされている。また、成績不良で大学進学を断念した 男女の恋愛を描いた劇映画『その愛を殺せ』(72、未)は高い評価を受けている。
 1978年より、映画製作プロダクション「ペルスペクティヴァ」の責任者を務める。映画・テレビ製作者としても活躍し、代表的な作品に『コルチャック先 生』(アンジェイ・ワイダ、90)、『鷲の指輪』(アンジェイ・ワイダ、92)、『僕を愛したふたつの国/ヨーロッパ ヨーロッパ』(アグニェシカ・ホラント、90)等がある。  2011年9月6日、ワルシャワにて死去。

 

 


ポーランドについて

 

 


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