イベント / 映画 / 演劇・ダンス / 音楽 / ビジュアルアート / 文学 / その他

「タルノフスキェ・グリの銀・鉛・亜鉛鉱と地下水管理システム」世界遺産登録決定!

イベント, その他

Fotografia wykonana w zabytkowej Sztolni Czarnego Pstraga w Tarnowskich Gorach


画像提供: Stowarzyszenie Miłośników Ziemi Tarnogórskiej

2017年7月9日(日)、ポーランドのクラクフで「第41回世界遺産委員会クラクフ会議」が開催され、ユネスコ世界遺産委員会は、ポーランド南部に位置する「タルノフスキェ・グリの銀・鉛・亜鉛鉱と地下水管理システム」の世界遺産への登録を正式に決定しました。遺跡には、タルノフスキェ・グリ銀山資料館や、ブラックトラウト横坑 (排水溝) ならびに先駆的地下水管理システムなど、計28の銀山関連地及び物件が含まれます。「タルノフスキェ・グリの銀・鉛・亜鉛鉱と地下水管理システム」はポーランド各地から寄せられた実に34の産業遺産 (候補) から選ばれ、ポーランド唯一の登録候補地として、上記の会議にかけられました。地下に広がる銀山遺跡の坑道は、美しい景観が随所に見られて、地下空間のボート探検や、鉱業関連地域活性化の先駆的な例にも出会える、極めて印象深い観光ルートです。

「この決定は、ポーランドにとって大きな喜びです ― 世界遺産への登録は、この地を国際社会に大きく広めることでしょう。タルノフスキェ・グリ鉱山は、ポーランドが国を挙げて推薦した唯一の遺産登録候補であり、我々は、今年のユネスコ世界遺産委員会の主催国と致しましても、この上ない達成感を味わっております。「タルノフスキェ・グリの銀・鉛・亜鉛鉱と地下水管理システム」は、人類遺産の最も貴重な例の一つとして、世界にその名を轟かせることとなります。この栄光へお導きくださった皆様、誠にありがとうございます。」― 副首相、ポーランド文化・国家遺産大臣ピョートル・グリンスキ教授

日本には、同様の産業遺産として10年前にユネスコ世界遺産に登録された「石見銀山遺跡とその文化的景観(島根県)」がありますが、タルノフスキェ・グリ市は、既に、ポーランド広報文化センター(東京)を介して、石見銀山世界遺産センターと連絡を取り合っており、今現在、現地で開催中の「登録10周年世界遺産センター特別展示」の一部には、タルノフスキェ・グリ鉱山の写真が展示されています。http://ginzan.city.ohda.lg.jp/1980.html

この度の決定を受け、ポーランドの世界遺産は、自然遺産「ビャウォヴィエジャの森」や文化遺産「クラクフ歴史地区」、そして、2013年に最も新しく登録された文化遺産「ポーランド、ウクライナのカルパチア地方の木造教会」を含む、全15件となりました。

皆さま、ぜひタルノフスキェ・グリ鉱山を訪れてください!

国際連合教育科学文化機関/UNESCO ユネスコの公式ウェブサイトより (英語):
http://whc.unesco.org/en/list/1539