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スコリモフスキ監督最新作「イレブン・ミニッツ」日本公開

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カンヌ、ベネチア、ベルリン3大国際映画祭を制覇したポーランドの巨匠イエジー・スコリモフスキの最新作『イレブン・ミニッツ』(英題:11 MINUTES)がこの夏、日本で公開されます。午後5時に始まり5時11分に終わる物語で、大都会に暮らすいわくありげな人々の11分間のドラマをモザイク状に構成した群像劇。コミュニケーションの不在や不条理な現代社会をストレートに表現し、今年78歳という高齢ながら、定番ジャンルを斬新な音響表現とCGを使用した新しい映像表現で描き出しました。観客が想像しえない驚愕のラストシーンに期待が高まります。2016年8月、ヒューマントラストシネマ有楽町、ヒューマントラストシネマ渋谷ほか全国順次公開。お見逃しなく!

『イレブン・ミニッツ』 英題:11 MINUTES
監督・製作・脚本: イエジー・スコリモフスキ
出演: リチャード・ドーマー、ヴォイチェフ・メツファルドフスキ、パウリナ・ハプコ
2015年/カラー/ポーランド、アイルランド/81分/デジタル
提供: マーメイドフィルム、ポニーキャニオン 配給: コピアポア・フィルム 

公式ウェブサイト(劇場情報ほか) : http://mermaidfilms.co.jp/11minutes/
お問合せ: マーメイドフィルム   E-mail: http://mermaidfilms.co.jp/contact.html

イエジー・スコリモフスキ

1938年、ウッチ出身の映画監督・脚本家・俳優。世界三大映画祭すべてで賞を獲得している。ワルシャワ大学で文学・民俗学を専攻し、青年期はボクシングに興じる。その後ウッチ国立映画大学に入学、ポランスキーの長編デビュー作『水の中のナイフ』で台詞を執筆。64 年、自ら主演して完成させた長編第1 作『身分証明書』を発表、アーンへム映画祭でグランプリを受賞。その後同作のキャラクター“アンジェイ” を主人公にした『不戦勝』、『手を挙げろ!』を監督・主演でつくりあげる。しかし、『手を挙げろ!』がスターリン批判と言われ上映禁止処分となり、これにより国を離れる。67年ベルギーを舞台にジャン=ピエール・レオー主演『出発』を監督。ベルリン国際映画祭金熊賞を受賞。以後、イタリア・ロケによる英国映画『ジェラールの冒険』、ジョン・モルダー゠ブラウン主演の超カルト作『早春』などを意欲的に撮る。『ザ・シャウト/さまよえる幻響』でカンヌ国際映画祭グランプリ、『ムーンライティング』で同映画祭最優秀脚本賞に輝き、『ライトシップ』でベネチア国際映画祭監督賞および審査員特別賞を獲得、誰もが認めるヨーロッパを代表する映画作家の地位を確立。また、この頃俳優として出演した『ホワイトナイツ 白夜』での演技が高い評価を受け、アメリカの大学で講師を務めると共に、画家としても活動しながら、ロバート・マンデル『ビッグショット』、ティム・バートン『マーズ・アタック!』、ミカ・カウリスマキ『GO! GO! L.A.』、ジュリアン・シュナーベル『夜になる前に』、デヴィッド・クローネンバーグ『イースタン・プロミス』といった作家性の強い監督作で名優ぶりを披露している。2008年、17年ぶりに監督復帰した『アンナと過ごした4 日間』を故国ポーランドで製作。東京国際映画祭で審査員特別賞を受賞し、日本での劇場公開が実現し大ヒットとなる。10年、ヴィンセント・ギャロ主演『エッセンシャル・キリング』でベネチア国際映画祭審査員特別賞、最優秀男優賞をW受賞。カンヌ国際映画祭批評家週間の審査員を務める等、映画界最前線への完全復帰を果たす。現在は、『夜になる前に』で共演したエヴァ・ピャスコフスカと公私にわたりパートナー関係にあり、ふたりの名前をとって命名した映画会社SKOPIAを起点に活動。俳優としてもハリウッド超大作『アベンジャーズ』で健在ぶりを披露。12 年より我が国で例年開催されている「ポーランド映画祭」の監修も務め、毎年舞台挨拶のために来日し大の親日家ぶりを発揮している。