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詩で巡るヨーロッパの旅

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ART

詩はいつの時代も私たちにとって様々な感情(愛、怒り、情熱、絶望、信念、争いへの恐怖、自然美に触れたときの驚きや感動など)を表す手段のひとつでした。また、言葉を使って物事を正確に表現しながら、私たちはあらゆることを詩によって伝えてきました。そして詩は、私たちにとってこれからもそうあり続けることでしょう。

ヨーロッパ文学は、様々な文化背景を有し、多様性に富んでいます。しかし一方で、ギリシャ、ラテン文明などの共通のルーツを持ち合わせ、何世紀もの間、翻訳を通して行われてきた交流のおかげで国の違いに縛られず、1つのものとして考えることができます。

そのようなことから、今回EUNIC(EU文化機関ネットワーク)東京支部が主催するThe Art of Poetryは、交流を通して密接な関係を持ち続けたヨーロッパ諸国のつながりを、詩を通して感じることができるまたとない機会です。

8参加国(アイルランド、イタリア、オーストリア、スペイン、チェコ、ドイツ、ポーランド、ポルトガル)がそれぞれ選んだ詩の作品を、アーティストによる朗読やパフォーマンスでご紹介いたします。

朗読とパフォーマンスは各国の言語で行われ、日本語字幕がつきます。詩とマルチメディアパフォーマンスを通して、国、言語、時代、スタイルを超えたヨーロッパの旅を楽しんでみてはいかがでしょうか。

<プログラム>
17:30  受付開始
18:00  オープニングスピーチ 細野 豊 
    ≪朗読・パフォーマンス≫

アンドルー・フィッツサイモンズ (アイルランド)
ライフ・ラント&ヤコブ・ノルテ (ドイツ)
ボフダン・フリーベッツ (チェコ)
フェルナンド・ペソーアby サラ・モニース (ポルトガル)
                           休憩
アントネッラ・アネッダ (イタリア)
コーネリア・トラヴニチェク (オーストリア)
カルロス・マルサル (スペイン)
ヴィスワヴァ・シンボルスカby柴田あゆみ
+ハッティ・ヴァッティfeat. レディ・ケティー (ポーランド)

22:00  閉会

(ポーランド)ヴィスワヴァ・シンボルスカ (1923-2012)

ヴィスワヴァ・シンボルスカがノーベル文学賞を受賞し、それに伴って国際的な名声を獲得するに至った1996年から、20年の歳月が流れました。同賞を授与するに際して、スウェーデン王立科学アカデミーは、その「詩は、皮肉なまでの繊細さによって、歴史的・生物学的文脈が人間の真実の断片に光を当てるのを可能にする」と、シンボルスカを称賛しました。彼女の詩は、日本語に翻訳されています。『終わりと始まり』(沼野充義訳)、『橋の上の人たち』(工藤幸雄訳)、『シンボルスカ詩集』(つかだみちこ訳)などです。
「橋の上の人たち」詩を本日、日本語訳を朗読するのは柴田あゆみさん。同じ詩を、ポーランドのエレクトロ ポップ デュオ ハッティ・ヴァッティとレディ・ケティーがポーランド語原文で披露します。デュオはほかの若いポーランド詩人たちが歌詞を書いた歌を2曲演奏する予定です。
 

※詳細は、プログラムをご確認ください。The Art of Poetry_Program※イベント終了後には、各国の軽食とお飲み物をご用意しております。

<主催>
アイルランド大使館、イタリア文化会館、オーストリア文化フォーラム・東京、セルバンテス文化センター東京、チェコセンター、ドイツ文化センター、ポーランド広報文化センター、カモンイス言語・国際協力機構

<インフォメーション>
◆日時:2016年5月27日(金)18時~22時
◆会場:イタリア文化会館 アニェッリホール
◆お申し込み方法:件名を「5月27日詩で巡るヨーロッパの旅」として、お名前、電話番号、参加人数を明記の上、メールにてeventi.iictokyo@esteri.it までお申し込みください。
◆お問い合せ:eventi.iictokyo@esteri.it イタリア文化会館
Tel. 03-3264-6011(内線13, 29)
※入場無料・要申込み

ハッティ・ヴァッティfeat. レディ・ケティー

ヨーロッパの多数のレーベルを手がけるレコード会社は、エレクトロニック・ミュージック・シーンでのHatti Vatti の存在を不動のものとした。2013年、ミニアルバム『Algebra』をリリース。最新アルバム「Worship Nothing」は、80年代のノスタルジックなサウンド、ミニマル・ミュージック的ドラムンベース、自身のヴィジョンによるフィールドレコーディングまでもが取り混ぜられている。イギリス、日本、アメリカを含む世界中への配信により、このアルバムは数ヶ月で完売となった。日本、アイスランド、スイス、ドイツ、ベルギー、リトアニア、ベラルーシ、ラトヴィア、チェコ各国で演奏し、Open'er, Audioriver, Weekender, Up To Date, OFFといった世界的ミュージック・フェスティバルにも出演。ポーランドで開催されたの音楽プロジェクト“Boiler Room”に参加。HV/NOON (ヌーン/ミコワイ・ブガヤック)、FFRANCIS (エフランシス/ミシャ・フルタク)、Nanook of the North (ナヌク/ステファン・ヴェソウォフスキ)らと共作で作品をリリースしている。アンディ・ストットが彼の作品のリミックスを手がけ、スタジオではO.S.T.R.、Eldo(エルド) 、Synkro(シンクロ)ら多彩なアーティストと創作活動を共にした。Hatti Vatti公式ヴェブサイト: www.hattivatti.pl

日本語:http://muzykapolskamuzyka.blogspot.jp/2015/02/hatti-vatti.html

 

柴田あゆみ

1995年生まれ。東京外国語大学言語文化学部在学中。ポーランド語専攻。