ポーランドについて

トマシュ・バギンスキ

 

 

 

 

 

 

Tomasz Bagiński

1976年、ビャウィストック(Białystok)生まれ。デジタルアニメーションの世界でその才能を存分に発揮し、世界から注目を集めている。

幼少よりデジタルアニメーションの世界に親しんできたバギンスキは、ワルシャワ工業大学(Politechnika Warszawska)の建築科で学ぶかたわら、独学でデジタルアニメーション制作を勉強。1997年、大学2年生の時に『レイン/Rain』がコンクールで受賞したことをきっかけに、広告を手掛けるプロダクションに誘われ、制作の世界へ入った。現場でのデジタルアニメーション制作経験を積む一方、自身のオリジナル作品の制作にも取り組み、2002年に『カテドラル/Katedra』を発表。細部にまでこだわった緻密な映像美で、数々の映画祭で賞を獲得。さらに、惜しくも受賞は逃したものの、アカデミー賞の短編アニメーション部門にノミネートもされた。その後も、類まれなる技術力と独創的な発想を生かして制作を続け、2004年には『フォーリン・アート/Fallen Art』、2009年には『シネマトグラフ/Kinematograf』を発表。魅力的なキャラクターデザインとストーリー性に富んだ作品は、世界中にファンを生んだ。また人気ゲームソフト『ウィッチャー/Wiedźmin』のトレーラー制作を手掛けるなど、その活躍は多岐にわたっている。

また2010年には、上海万博のポーランドパビリオンで上映された『アニメーションで見るポーランド史/Animowana historia Polski』の制作を任された。このことが裏付けるように、バギンスキは名実ともに、現代のポーランドを代表する新しい世代のアニメーターである。


 


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