ポーランドについて

ルツィヤン・デンビンスキ

Lucjan Dembiński

1924年、レシュノ(Leszno)に生まれる。人形劇シアターで働いていた時期に人形に興味を持ち始め、パペットアニメーションの世界へ飛び込む。タデウシュ・ヴィルコシュ(Tadeusz Wilkosz)と共に、「スタジオ・セマフォル(Studio SEMAFOR)」制作の人気テレビアニメーションシリーズの全盛期を支えた。

1959年、35歳の時に『おだんご/Pyza』というパペットアニメーションを「スタジオ・セマフォル」で制作し、監督デビュー。1966年発表の『チビ/Maluch』という作品で、クルマに目と鼻を付けてしゃべらせるという当時としては大胆な発想で注目を集めた。その後、日本でも映画公開され話題となった『おやすみ、クマちゃん/Miś Uszatek(原題訳:たれ耳クマちゃん)』(1975年~1987年放送)シリーズの監督を務める。また、日本でもよく知られるパペットアニメーション版『ムーミンのお話/„Opowiadania Muminków”』(1977年~1982年放送)シリーズでも、監督・脚本を担当。原作者ト-ベ・ヤンソンもお気に入りだったというこの作品では、フェルトでできた半立体のパペットを使って、原作の持つあたたかでどこか不思議な世界を忠実に再現することに成功している。

デンビンスキは、こども向けテレビアニメーションシリーズ制作に欠かせない人物のひとりであり、1988年に亡くなるまで、こどもたちに愛される数多くのアニメーションを制作し続けた。

 


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