ヴウォデック・パヴリック Włodek Pawlik

ヴウォデック・パヴリック Włodek Pawlik

ピアニスト、作曲家、編曲家。1958年10月4日キェルツェ生まれ。ショパン音楽アカデミー卒。

1987年にピアノ・ソロ・アルバム『Quasi Total』でデビュー。90年代前半にはアメリカのサックス奏者Richie ColeやドラマーBilly Hart、トランペット奏者Randy Breckerらとの共演アルバムを複数リリースし注目を集める。1998年にはオランダのNorth Sea Jazz Festivalに出演した際、その卓越したピアノの演奏技術に驚いた現地のジャズ・ジャーナリストから「ジャズ界のホロヴィッツ」という賛辞を受けた。2005年にはグレゴリオ聖歌合唱団とピアノのためのジャズ組曲『Mistrerium Stabat Mater』でFryderykのジャズ・アルバム・オブ・ザ・イヤーを受賞。以後ピアノ・トリオをはじめとしたさまざまな編成のリーダー作をリリース。近年は詩人の詩作品をジャズ・ヴォーカル音楽として蘇らせるプロジェクト『Wieczorem』『Struny na ziemi』などにも力を入れている。

1993年公開の映画『カラスたち Wrony』(ドロタ・キェンジェジャフスカ監督)で映画音楽家としてのキャリアもスタートさせた。同じキェンジェジャフスカの『木漏れ日の家で Pora umierać』やボリス・ランコシュ監督の『裏面 Rewers』での音楽制作は、国内の数多くの映画賞で高い評価を与えられた。また、英国のピーター・グリーナウェイら国外の映画作品の音楽も作曲しており、ポーランド有数の国際的な映画音楽家としても活躍している。

2014年にポーランド人ジャズ・ミュージシャンとしてはじめてグラミー賞を受賞。受賞作はRandy Breckerや指揮者Adam Klocek、カリシュ管弦楽オーケストラとの共演による『Night in Calisia』(ベスト・ラージ・ジャズ・アンサンブル・アルバム部門)。

http://www.wlodekpawlik.com/