ウルシュラ・ドゥジャク Urszula Dudziak

ウルシュラ・ドゥジャク Urszula Dudziak

ヴォーカリスト。1943年10月22日ビェルスコ=ビャワ生まれ。ヴァイオリニスト、サックス奏者、作曲家のMichał Urbaniakは元夫。ポップ&ジャズ・シンガーのMika Urbaniakは実の娘。

もともとはピアノを学んでいたが、エラ・フィッツジェラルドの歌唱に感化されジャズ・ヴォーカルをはじめる。1958年にKrzysztof Komedaバンドのソロ・ヴォーカリストとしてプロ・デビューし、当時ポーランドでは数少なかった実力派のジャズ・ヴォーカルとしてその名を知られるようになる。60年代のはじめにUrbaniakと出会い、彼のバンドに参加。メンバーとして北欧ツアーに参加する。Urbaniakのバンドで確立した、5オクターヴの声域を活かしたワードレス・スキャットによる器楽的な唱法で、世界的なパイオニアとして注目される。

ソロ・ミュージシャンとしての最初のリーダー・アルバムは1972年にピアニストAdam Makowiczとデュオで録音した『Newborn Light』。1973年のウルバニャクの渡米にともない、活動拠点をアメリカに移す。Urbaniakのリーダー作にメンバーとして参加する一方で、1975年に『Urszula』、1977年に『Midnight Rain』、1979年に『Future Talk』などリーダー・アルバムも数作リリースする。在米中はBobby McFerrinやJay Claytonらとのジャズ・ヴォーカル・ユニットVocal Summitも結成した。

1989年以降は再び活動拠点を本国ポーランドに戻し、ドラマーKrzysztof Przywyłowiczらのフュージョン・バンドWalk Awayとの共演作を皮切りに、ポーランド録音によるアルバムを数多くリリースしていく。1997年には、初の声の多重録音のみによるソロ・アルバム『Małowany ptak』を発表した。近年はピアニスト、作編曲家、音楽プロデューサーのJan Smoczyńskiが率いるSuperbandとともに『Wszystko gra』など数作をリリースしている。